日本は「はんこ社会」といわれるほど、何をするにもはんこが必要です。
社会経験の長い人ほど、はんこの数も増え、気がつくと、10本近く持っている人も。
印鑑はその人を表すといわれたり、印鑑で運が変わる、と聞くせいか、個人印でも、はんこの見栄えなどにはこだわりを持っている人もよく見かけます。
はんこの中でも実印には、特にその傾向がよくみられます。
個人で持っているはんこの中でも、実印だけには少しお金をかけて、特別に作る人も多く、サイズも大きめに、フルネームなどで作成する人も少なくありません。
また、よくある名字の人は、複製されないよう、他の人と区別するために、実印だけでもフルネームにしたほうがいいようです。
なかなか個性的な文字を使った個人印もあるので、いろいろ調べてみるのも案外楽しいかもしれませんね。
会社の場合、様々な印鑑があり、その都度使い分けていることがほとんどですが、個人の印でもそれは同じこと。
特に、実印や銀行印は、それぞれ登録されているので、別々の印鑑を使っている人も多いものです。
また個人の場合、普段役所などで使う認印と、サイン代わりの受け取り印は別にしたりと、スタンプタイプのものも含めると、複数のはんこを持っているのが一般的です。
ところが、最近では、認印も銀行印も実印も、おなじもの1本、という人が若い人を中心に少なくないとか。
わざわざいろいろな印鑑を作るのが面倒だから、というのがその理由のようです。
また、印鑑がありすぎて、何の印なのかわからなくなってしまうから、という場合や、普段使いの印ではないと、どこにしまったかわからなくなり、実印をなくしてしまうから、という事情も背景にあります。
実印や銀行印は、破損したり紛失すると、また登録をし直さなくてはいけません。
もし、どうしても印鑑を1つにまとめたいのであれば、せめて品質のいい、壊れにくい印鑑を利用したほうがいいでしょう。